従来、部屋を借りる場合には、連帯保証人が必要でしたが、最近は、賃貸保証会社への加入を賃貸借契約の条件としている場合があります。この賃貸保証会社なるものが結構信用できないもので、倒産している会社も数多くあります。『保証する会社が、倒産するなんて？』と思う方も多いと思いますが、賃貸保証会社の大手といわれていた会社も、倒産。『新しくできては、すぐ潰れる』そんな印象が強いです。なぜ、不動産会社は、賃貸保証会社の加入を義務つけているんでしょうか？『家主が、安心するから。。。』『家賃督促の手間が省けるから。。』など、もっともらしい理由もあるのですが、一番の理由は『手数料が入るから』です。最近は、業界の自主規制的な動きもあるのですが、不動産会社自身が、別会社の形で賃貸保証会社を作っている場合もあるくらいです。。賃貸保証会社の保証料は、概ね、家賃の0.5～1か月分くらいなので、自分で作っておけば、単純に、仲介手数料が１．５倍から２倍になるというわけ。。『滞納した人の家賃を肩代わりしなければならない？？』そんなロスは、１％程度。みんなきちんと家賃は払うんです。追い出されるから！！！肩代わりが多くなったら、倒産させればいいんです。そんな考えで、作られているような気がします。また入居を断る場合でも、『保証会社の審査が通りません』といえば、断りやすいでしょ。不動産会社にとっては、結構使い勝手がいいんです。この保証会社というのは。
