今日は、賃貸借契約で必要な『連帯保証人』について。。。。。
昔から、親に『連帯保証人には、なるな！！』といわれた云々、『連帯保証は、怖いもの、なったらいけないもの』といわれることがよくあります。
これは、本当に『そう！！』です。
他人の連帯保証人になんて、なるものではありません！！！
連帯保証人とは？？？？？
『連帯保証人には、催告の抗弁権と検索の抗弁権はなく（民法454条）
事実上債務者と全く同じ義務を負う。』
となっています。
連帯保証人とは、主債務者（例えば、お金を実際に借りた人）とほぼ同等の地位となるため、債権者（お金を貸した人）は、主債務者に請求してもいいし、債務者に請求せずに連帯保証人にいきなり請求してもいいし、ということになります。
債務者がひどい人で、お金を持っているにもかかわらず返済しない場合であっても、『借主がお金を持っているから、まずは、借主から取立てをしてくれ！！』と連帯保証人が、反論しても、法律的にはそれは認められません。
つまり、連帯保証人は、『自分がお金を借りたわけではないのに、自分が借りた場合と同じように、貸主が請求してきたら払わなければならない！』ということになります。
『なんか、損な役回り！！』と思うかもしれませんが、まさにそのとおり！！
だから、なかなか他人には頼めないし、頼まれてもならない人がおおいんです。
とはいえ、賃貸物件を借りようと思うと、ほとんどの場合『連帯保証人』を要求されます。
最近は、『保証会社』なるものも、できてきていますが・・・
ちょっと、横道にそれますが、この『保証会社』って、信用できない会社が結構あります。『保証会社がある日、突然、倒産！！』っていうことも珍しくはありません。。
保証会社が潰れるって？？と思うかもしれませんが、怪しい保証会社も結構あります。前の会社にいたときも、そこそこ大手の保証会社が2社くらい潰れたんです。。。。。
話を、元に戻すと、連帯保証人が必要な場合、やはり身内に頼むのが一番いいかもしれませんね。
