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2021年6月6日 新型コロナに関する一考察!        ~岡山と鳥取で、考えてみる~。 #鳥取 #コロナ #感染者 

2021年6月6日 新型コロナに関する一考察!

       ~岡山と鳥取で、考えてみる~。

#鳥取 #コロナ #感染者 

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2021年6月6日 鳥取県では、本日、新型コロナ感染者は

確認されませんでした。

また、本日の鳥取市の検査数は、0でした。

鳥取市内では、6月1日に感染者が確認されて以降、

5日間、新たな感染者は判明していません。

鳥取市では、ゴールデンウィーク以降、連続して感染者が増加し、

月間で65名程度の感染判明がありましたが、一旦は収まったものと

考えられます。

鳥取市における感染は、鳥取市内で感染したというわけではなく、

県外へ行って感染したか若しくは、県外から来た人(帰省した人)から

感染したケースが多く、また、そうして感染した人が家庭内や職場で

更に別の人に感染させたというパターンの様です。

感染拡大地域であるの都道府県との違いは、感染の連鎖は複数人続くことが

あるけれども、一旦は終息しているという所です。

別の言い方をすると、鳥取市内の何処で感染したかわからない状態には

なっておらず、感染した人は県外への往来した人とその接触者ということで、

感染の原因が推測できるものであるということが言えると思われます。

 

隣接の岡山県などでは、クラスターが頻発し、感染者の激増により、

入院ができない状況が続いており、感染による死亡者も増加しています。

緊急事態宣言の結果、岡山県の感染判明者は、数十人程度まで減少傾向に

なっていますが、未だに、予断を許さない状況です。

人口の多い、岡山市や倉敷市だけでなく、鳥取市よりも人口の少ない

市町村でも、感染増加が続いています。

岡山市や倉敷市などでは、市中感染がかなり進行していて、

それらの地域に往来することによって他の市町村でも頻発している

ということであろうと思われます。

 

鳥取市内において感染者が判明した場合には、鳥取県や鳥取市に

よって、その概要が公表されていますが、決して詳細な情報が

公表されているわけではありません。

しかしながら、感染者数(感染判明者数)及び

濃厚接触者や接触者として感染したのかどうかは公表されています。

この公表されている情報を基に、感染に至るパターンを考えてみます。

 

これまでのテレビ報道などでも、いくつかの感染パターンが報道されています。

一番、信ぴょう性のある感染パターンとしては、

『会食』や『カラオケ』などであろうと思います。

 

ドアノブで感染したとか、

事務所のパソコンを共有していてクラスターが発生したとか、

マスクをしているのに会話だけで感染したとか、

場合によっては、空気感染もあったり、紙幣などのお金を介して

感染するというようなことも報道されています。

紙幣等に付着したウィルスの生存期間が数日間あるということも

報道されていますので、理論的には、様々なパターンで

感染するのであろうと思いますが、

鳥取市内での感染パターンを見てみると、そのほとんどが、

やはり、会食などであり、濃厚接触によるものと思われます。

 

紙幣で感染するのであれば、鳥取でも、もっと多くの感染経路不明な

感染者が発生するであろうと思われますが、今のところ、そのような

傾向は見受けられません。

ドアノブ等で感染したり空気感染をするのであれば、

学校内での感染者がもっと爆発的に増えるのではないかとも思われますが、

実際には、爆発的な感染にはなっていません。

 

日々の手洗いや手指消毒、マスクの着用によって、ドアノブや紙幣などを

介しての感染は、かなり確率の低いものになっており、

実際には、感染者との会食や、カラオケマイクの共用、電話の共用などで

感染拡大していくのであろうと思います。

 

感染者と同じ空間にいたとしても、必ずしも、感染するわけではないと

推測することも出来ます。

昨年、鳥取市内で感染者の事例では、

感染後に島根県から広島県まで自動車に同乗していて、

感染していないというケースもありましたし、

高速バスに感染者が乗って大阪から島根まで移動したという

ケースなどもありましたが、この時も、同乗者への感染はありませんでした。

 

新型コロナ感染拡大が始まって、1年半が経過しようとしています。

本当に、注意しなければならないことにポイントを絞っていくような

ことも必要だと思いますが、依然として、1年半前と状況が変わって

いないのが実情です。

 

新型コロナの感染者情報については、1年半前から、非常に限定的にしか

公表されておらず、さらに、コロナ条例などが制定されたことによって、

更に、公表される内容が著しく少なくなっていますが、

その公表される情報の中で、『感染経路不明』の割合については、

極めて、注視していかなければならないものと思います。

感染経路不明という感染が続くと、忽ち、感染爆発につながるという

事を理解しておかなければなりません。

感染経路不明が発生するケースは、概ね、次の2つのパターンで

あろうと思います。

 ①本当にどこで感染したかわからない。

 ②感染者が、どのような行動をしていたかを言わない。

 

感染経路不明ということは、この感染者に感染させた人が

誰かわからないということなので、

この感染させた誰か(感染源者)を放置しておくということは、

この感染源者は、この感染者以外にもさらに感染者を増やしていく

ということを放置するということですから、

忽ち感染者が増えていくのは自明の理です。

 

岡山県では、昨年の11月くらいから、

感染経路不明の割合が一定数あったので、

やがて感染爆発が発生するであろう

ということは予見できたのではないかと思います。

寧ろ、今年の4月頃まで感染爆発が発生していなかったことの方が

疑問に思えます。

『感染者が判明した場合には、発症の2日前以降に接触した濃厚接触者の

PCR検査を行う。』という厚生労働省の方針の下、限定的なPCR検査が

行われていました。

いわゆる、クラスター対策といわれるものですが、

岡山県などは、この厚生労働省の方針に従って検査を行っている

のであろうと思います。

このクラスター対策は、新型コロナの感染拡大が始まった当初から

実施されており、PCR検査を限定的に行うという、極めて、非常識な方法です。

 

『国の方針が、検査をあまりしない。』というものなので、

以前は、『PCR検査不要論』を唱える者も多くいました。

PCR検査の精度を問題にして、検査しても無駄であるという愚論を

唱える者も多くいました。

 

鳥取県では、昨年の7月以降、『発症日の2日前以後の濃厚接触者』に

限定せず、発症前2週間遡って接触者を調査するという方針に舵を切って、

幅広く、PCR検査を行う様になりました。

島根県や和歌山県なども、鳥取県と同様に、幅広く検査を行っているようです。

和歌山県知事は、県のホームページにアップしている

『和歌山県知事からのメッセージ』で、

『感染源者の発見・囲い込み』の重要性を説いています。

 

感染拡大を防ごうと思えば、この感染源となる者を発見し囲い込まなければ、

実現できるものではないことは言うまでもありません。

一人の感染者が判明した場合に、この人は誰から感染したかを調査し、

その感染させた人は、また誰から感染したか・・・という様に、

感染者を遡っていき、ウィルスを保有している人を囲い込むしか方法が

ないのは、素人でもわかる理屈です。

新型コロナに感染した場合、潜伏期間の平均は4日から5日と言われています。

一人の感染者が判明した場合には、4日から5日前に接触した誰かから

感染しているわけですから、その全員を調査すれば感染させた人に

行きつくわけです。

保健所がその考えに基づいて、4日から5日前まで遡って調査及び検査をすれば、

一人の感染者が確認されたら、必ず、その人以外に1名以上の感染者を

見つけることができることになります。

ただ、驚くことに、国の方針では、2日前までしか遡って調査しないということに

なっており、感染拡大地域においてはこの方針に従っているものと考えまれます。

即ち、一人の感染者が判明したとしても、その2日前までしか遡って

調査しないので、この感染者にうつした人までたどり着かず、このうつした人は、

放置したままということになっているということです。

このうつした人が無症状であったり、軽症であった場合などは、

10日間程度は、誰かに感染させ続けているということが言えます。

※感染してから、10日間程度は感染させるウィルスを

 保有していると言われています。

こうして考えると、厚生労働省の方針は明らかに誤っており、

厚生労働省の方針に従えば感染者が減少するわけがないのは、明白です。

 

約2か月間にわたる緊急事態宣言により、

各都道府県では感染者が減少傾向になってきています。

鳥取県と岡山県の県境付近を見てみると、

5月中旬くらいから、明らかに、人の往来は減少しているようです。

岡山県では、道の駅や観光地の飲食店なども、緊急事態宣言を受けて

6月20日まで休業しているようで、観光客もかなり減っています。

人流が減少すれば、自然と、感染拡大も減少するであろうと思いますが、

感染者を0にする効果があるわけではありません。

 

岡山県は、感染者が減少したときこそ、これまでの失策を改めるチャンスで、

鳥取県や島根県、和歌山県などと同様に、一人の感染者が判明したときには、

少なくとも5日前まで遡って、感染源となった者を囲い込むように

していかなければなりません。

これをしなければ、緊急事態宣言下で一旦は感染者が減少したと言えども、

直ぐに、感染拡大が始まってくるということは、誰にでも予見できる事実で

あると思います。