『簿記』っていうのは、普通科の進学校にいって、経済学部や経営学部以外の大学に入学したら、あまり、勉強することがないですね。。
僕も、農学部だったので、28歳くらいまで、勉強したことがなかったです。商工会議所の簿記講習に行って、初めて『簿記』を理解した感じです。
仕事柄、会社を経営している人とよく話をするんですが、会社を経営している人で簿記をわかっている人が少ないのにはビックリします。
簿記がわからないと、損益計算書や貸借対照表、決算書がどういう仕組みでできているかが、なんとなくしか、わからないですよね。。。
建設業なんかは、毎年度、『決算変更届』というものを行政庁(都道府県)に対して、提出しなければならないし。。。(決算変更届とは、建設業者が、都道府県に提出す決算報告のようなものです)
簿記とは、関係なさそうな建設業者でも、簿記がわからないと困るシーンが出てくる。。。。
まあ、会社をしていれば、税務上も決算申告をしなければならないから、いずれにせよ、会社経営者には、簿記は必須科目ということができるわけです。
必須科目なら、やはり、その理屈は理解しておかないと、『ただ、なんとなく』とか『他人任せ』とかという状況になってしまいます。
勉強してみると、『基本的に足し算』の仕組みになっているので、ルールさえ理解すれば、それほど、難しいものではないです。仕組みやルールを理解したら、あとは数をこなせば。。。理解できるような気がします。
自分の会社の内容(決算の内容)を、理解している経営者と経理担当者にまかせっきりにしている経営者と、どちらがいいか??と考えると、少なくとも簿記ぐらいは勉強しておいたほうがいいかもしれませんね。
若い人と話をするときに、『簿記は勉強しておいたほうがいいよ!!』というようにしています。
少なくとも、自分では、勉強したことが役に立っていると思うから。。。
銀行や税務署。。。の人とかとも、自身をもって話できるしね!!