普通賃貸借契約と定期借家契約 - #鳥取大学　#アパート　#マンション　不動産賃貸　売買　エル・オフィス～新築物件！オール電化物件！～

（ちょっと豆知識）

アパートを借りる場合の賃貸借契約には、普通賃貸借契約と定期借家契約がある！！
（その１）

アパートを借りる場合には、賃貸借契約を締結してアパートを借ります。

エル・オフィスの賃貸借契約は、すべて、『普通賃貸借契約』です！！

普通賃貸借契約とは、従来から、アパートなどの賃貸物件を借りる場合に
行われている契約です。
借主は、1か月から3か月前に解約予告することによって、自由に契約を
解除することができます。
この解約予告の期間について、1か月から3か月となっているのは、
民法では、『3か月』と定められているのですが、
賃貸借契約の特約で入居者に有利なように『1か月』や『2か月』に短縮しているというのが、
実情です。
貸主からの契約解除には、正当な理由が必要で、借りたほう（入居者）が
借地借家法で守られているので、強いといわれることもあります。
契約期間は、自由に決めることができますが、
たとえ、契約期間を1年にしていたとしても、貸主からは解約するのに
正当な理由が必要となるので、家賃滞納が続いているとかの理由がなければ
なかなか、解約することができません。
湖山地区の学生用アパートでは、更新料がかかることもありませんので、
実質的には、契約期間はあってないような感じです。。。

さて、近年、『定期借家契約』を採用している業者があります。
なぜ、定期借家契約を採用しているのかは、少し、疑問ですが、
定期借家契約について、少し解説します。
定期借家契約は、契約期間が満了すると、必ず、入居者は出ていかないといけません。
契約を延長しないという目的で締結される契約です。
これは、平成12年の借地借家法の改正で創設されました。
もともとは、滞納したり近隣に迷惑をかけたりするような悪質な入居者の
退去を定期借家契約を締結しておくことで、退去しやすくするという
目的で作られたものです。
鳥取大学の学生用のアパートでは、あまり定期借家契約にする必要性は
ないように思いますが、
業者が採用する理由としては、例えば2年の定期借家契約にしておいた場合
2年経過後に退去してもらうか、もしくは、新たに再契約（この場合の再契約は、法的には新規の契約と同じ）
することになります。いずれにせよ、業者には、仲介手数料が発生する一の機会になるというメリットが
あります。
また、住み替えなどの途中解約を禁止する目的もあると思います。
実際に住んでみたら、隣人が気に入らないとか、物件が気に入らないとか
住み替えをしたほうがいい場合もあるかもしれませんが、
それが容易にはできなくなる可能性が高いです。

※法的には、やむを得ない事情がないと借主からの解除はできません。

賃貸借契約を締結する場合には、普通賃貸借契約か定期借家契約かを
きちんと確認して（不動産業者には、きちんと説明する義務があります。）
契約する必要があります。